目次
あの手術から約5ヶ月が経ち、毎日欠かさず薬を飲む+3ヶ月に一回生理を止めるための注射を打ちにいく、ホルモン治療の生活から4ヶ月が経過しました。
ということで、がん治療後の進捗について、久々に書いていきたいと思います☺️
ちなみに、この5ヶ月の間にあったことは、こちら↓
手術が終わったら落ち着くかと思いきや、なんだかいろいろありました😅
4ヶ月経って、傷口がまた開いた
まず1つめ。
まさかの以前化膿していた傷口が、また開いてしまった😖
早くキレイに治ってほしいな…と願いながら薬を塗り、ガーゼとテーピングを続けること3ヶ月強。やっと傷口が、塞がってひと段落と喜んでいたある日のこと。
お風呂でふと傷口を見ると
「え…なんかナイロンの糸みたいなのが出てる…?」
閉じたと思った傷口から、突如現るナイロン糸。
一生懸命引っ張ってみるも、完全に体と一体化している。
え…どうしよう。。と思った私、何を血迷ったのか、咄嗟にハサミでその糸を切ってしまった✂️(きっと、無かったことにしたかったんだと思う)
今思えば、このとき、ちゃんと病院に行けばよかったのに。
当分通院の予定もなかったし、きっと大丈夫だろうと思って切ってしまったのだ。
そこから数日後のこと。
ケロイド防止のため、傷口に貼っていたテープを剥がすと、一緒に傷口のカサブタが剥がれ、1cm大の傷口が露出。赤く血が滲んでいる😖
せっかく2週間前くらいに閉じた傷口。
思ったより早い再会✋
ほう…傷口が閉じてた期間、ずいぶんと短かったね。。
長い期間かけてやっと治したのに、持ったのはたった2週間。しかも久々に再会した傷口は、結構痛々しい見た目。
これはまずいと思い、急いで病院の予約を入れ、受診。
先生曰く、先日出てきた糸から化膿したのだろうと。
ちなみにこの「手術後に糸が出てくる現象」って言うのはまあまああるそうで、本来は体に吸収されてしまう糸が、なんらかの理由で体の外に排出されてしまうんだとか。
(透明の糸が出た場合は、その可能性が高いそうです)
特に私の場合、テープアレルギーがあるので、体が「これ異物!!」と思って体外に排出したんじゃないかということ。
あぁ…なんで自己判断で糸を切ったのか、私のバカ…!!と思うも、後悔先に立たず。
また、毎日薬を塗り続ける日々が始まったのでした。(その後、傷口は2週間ぐらいで完治した)
みなさーん、くれぐれも傷口から糸が出たときは、自分で切らないように…!!(普通やらない🫢)
ホルモン治療の副作用が地味に辛い
そして次。
ホルモン治療を始めて2ヶ月くらい経って気づいた、異常なほどの手の冷え。
元々冷え性ではあったけど、そのレベルじゃない。
定期的に手を揉んで血行をアップさせないと冷たさが治らず、まるで氷のよう。
毎日ホッカイロで手を温めても変わらず、先日紹介した怪しいハンドクリームにまで手を出す始末。
そういえば、父親が以前「歳を取ったら手が冷えやすくなって氷みたいだ」と言ってたけど、なるほど、こんなところで遺伝を感じるとは…。
お父さん、これは確かにツライわ😢
しかも血行不良によって、一気に老ける手。
この数ヶ月で、驚くべき速さで手に深いシワが刻まれていく。
なにこれ、地味に辛いぞ、ホルモン治療。
手の冷え以外にも、
- 一気に増えた白髪
- 動かすたびにゴキゴキという関節
- 夕方になると頭がぼーっとして、疲れやすく
- 関節痛対策のために運動を始めたらギックリ腰になった←これは自分のせい。苦笑
…など、確実にこの数ヶ月で老いを実感している👵
病院の先生に相談すると「仕方ないね、ホルモンを減らすということは、体を老化させているってことだからね」と。
「なんでお金払ってまで、老化薬を飲んでるんだろう」(しかも毎月約6,000円くらいの出費)という虚しさが襲ってくるけど、癌を再発させないためには仕方がない。
ちなみに手の冷えには血行をアップさせるビタミンEが効果的とのことで、先生に相談すると、薬を処方してもらえます。(飲んでいると少し緩和される)
あわや「がん保険」が支払われないかもしれない
そして最後、がん保険のお話。
なぜそうとなったかと言うと、私ががん保険に入ったのが去年の11月だったから。
癌がわかったのが今年の9月。まだ一年も経たないうちの発覚だったため、保険会社から「元々癌があってから加入したのではないか」と怪しまれたのだ😓
こうなった場合、保険会社から病院に診断書の詳細の確認が入るそうなので、先生のもとに過去の自分の健康診断記録を持参。
それと合わせて、去年の時点では癌は分からなかったということを、先生に記載いただき、なんとか保険の支払いをしていただくことができました🙌
ちなみに「がん保険に入っていた」と言っても、保険は安いものでいいやというタチの私😅
そのため、あまり高い保険では無かったので、手術代と入院費、直近の薬代で無くなってしまうくらいではありましたが、それでも無いよりずっと助かりました💦
それにしても、こういった保険が必要なときに支払ってもらえないというパターンはまあまああるようなので、定期的な健康診断と保険会社との確認(自分の健康度合いが、告知事項の範囲内かどうかなど)はしっかり見ておく必要があるな…と痛感しました💦
再発防止治療を続けながら思うこと
手術が終わっても、まだ続いていく再発防止の治療。
一番軽いとされるホルモン治療ですら、地味に辛さを感じているので、本当癌ってやつは厄介だなぁと悔しい気持ちに駆られます🥺
ちなみに5ヶ月経った現状はこんな感じ↓(前回同様イラストにて失礼します💦)
手術跡の硬さ、引き攣れ、一部麻痺はまだ抜けず(いつか治っていくといいな…)、手術前と完全に同じに戻れたとは言えなくなってしまいました😢
ここまでがこの5ヶ月間のお話
あと精神面はというと、イライラしやすくなったり理解力の低下が起きたりと、少し不安定な日が増えた気がしています😢
でも、ものすっごくひどいわけじゃないから、ホルモン治療のせいなのか、ただ単純に気持ちが不安定なのか分からず。苦笑
でも同じ病気で戦っている皆さんの姿にTwitter越しに勇気づけられながら、ダメだダメだ、私も頑張ろうと奮い立たせております。
なんでしょうね、昔より細かいことにイライラするようになっちゃった気もして😅
これもホルモン治療の副作用かな★(薬のせいにしたい。でも多分自分のせい。笑)
でも、前より「自分の好きに生きよう」と前向きに考えを変えることができたりしています。
着たい服を着ようとか、年甲斐なく…って思うのはやめようとか、やりたいことは後回しにせずやろうとか。本当小さなことなんだけど。笑
昔から謎に人の目を気にする性格ゆえに、自分を抑えがちなところがあったのだけど、少しだけ考え方に変化が出た気がしています。
うん、癌になって悪いことばっかじゃない気がする。(いや、ならないに越したことないけど←毎回思う)
ということで次の癌ブログの更新は、半年後に検査のことでも書こうかな☺️
乳がんブログ目次
- 乳がん(ステージ1)の診断を受けた話-vol.1
- 「乳がん」と告知されるまでのことを振り返る-vol.2
- 転移確認のため、さらに検査は続く-vol.3
- 転移確認の結果と手術内容について-vol.4
- 手術2週間前の精密検査のお話-vol.5
- 乳がん急成長の原因と入院前のチェックリスト-vol.6
- 乳がん入院から手術の流れ-vol.7
- 乳がんの手術から退院後までの生活について-vol.8
- 手術から2週間後、病理検査の結果を聞きにいく-vol.9
- 取っただけでは終わらない。これから10年、癌と付き合っていく-vol.10
- 乳がんになって、気になったことQ&Aまとめ-vol.11
- ホルモン治療1ヶ月後の様子と、乳がんブログの最後に-vol.12
- 乳がんによる乳房部分手術から約5ヶ月経って-vol.13
コメントを残す